黒髪の乙女 in プノンペン

素敵なご縁で日本を飛び出し、チャイナを経てカンボジアへ。そんな私の徒然ブログ。

日本大使館にふらりと寄ってみた

次の国政選挙はまだ先だからーって余裕かまして
在外選挙人の登録手続きを先延ばしにしていた私。
そしたら急に衆議院解散だなんて。
じゃあ急いで手続きを…と思ったら、
登録には数ヶ月かかるなんて!

日本の住民票抜いてこっちで在留届出してるんやし
その時点で在外投票できるようにしたらいいやん。
住民登録いじって海外に飛んでまで票集めする人おる?
そこまでしてもせいぜいひとり2票やで。
最高裁は1票の格差3倍超でも合憲っていうんやから
海外じゃなくて日本の田舎に住民登録移すやろ。笑


…ま、お国にたてついても仕方ないので先日の話を。

お買い物の帰りに大使館前を通りかかり
ちょうど受付時間内だったので寄り道。

※警備員は全員カンボジア人、会話は全て英語。
 門の外で
私(入り口どこやねん…)
警備員A「何用じゃ」
私「選挙のことやで」
警備員A「?」
私「とりあえず入れて」
警備員A「おk」
 重厚な鉄の門が自動で開く
私(門が開いたはいいけどどこ行けばええねん…)
 とりあえず目の前の駐車場に入る
警備員A「そっちじゃない、あっち」
 言われた方に進む
警備員B「何用じゃ」
私「選挙のことやで、用紙欲しい」
警備員B(旅券、査証、アポの有無など指差しで目的を伝えられる貼り紙を指して)「この中から選んで」
私「その他やな」
警備員B「パスポート出して」
私「あ、コピーしかない」
警備員B「日本人やんな?ええで」
 警備員Bが名前と旅券番号を転記
警備員B「これ」(首にかけてのジェスチャー)
 言われた通り入構証を首からさげる
警備員B「ほな、また…」
私「で、どこ行けばいいのかな?かな?」
警備員B「?」
私(あーーーもうっ)
 指差しで進路を尋ねてその通りに進む
警備員C「チェック」
 狭い部屋に保安検査セット一式どーん
私(ゲートくぐってバックパックはスキャンやな)
警備員C「ふふっ」
私「えっ?」
 モニタを埋め尽くす大小の丸い影。
 その正体はさっき買った大量の卵とロンガン。
私(カバンの中身見て笑てるやん)「もういい?」
警備員C「ん!」壁バンバン
壁のポスター「携帯カメラPCは持ち込めないよ!」
私「ああ、おk。はいこれ」
 ウエストポーチから携帯を渡す
警備員C「おk」出口を指差す
私(あ、このポーチスキャンしてへん…)
 言われるがままに外へ出るも行き先がわからず
 適当に歩いて適当なドアから建物内へ入ると
 窓口前にカンボジア人が20人近く座ってる
私(これ待つん…紙1枚ほしいだけやのに…)
 さーて出直すぞと踵を返した目の前に
 フリーペーパー用のラックがあり
 なんとその中に在外選挙制度のチラシが。
 ご丁寧に申請用紙も挟んである。

日本人職員に会えないまま
まさかのミッションコンプリート( ˘ω˘ )

進路案内がもう少し丁寧だといいなとか
駐車場にゴミ散乱しすぎやろとか
そんなことを思いながら大使館を後にしたのでした。



手続きもーちょっとなんとかならんかなあ。
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あでゅー。